ケニアに赴いた医師、島田航一郎の生き様を柱にしながら、戦火に生きる子どもたちの姿、日本やアフリカの僻地医療の現状、先の大震災の被災地での真実が描かれている。その中で「愛とは」「生きるとは」「生命のバトン」について、このドラマに描かれる人々の生き様から深く深く心に訴えかけてくる。
人が生きることの深さについて、最後の場面では落涙しつつ読みながら、「自分はどのようにバトンをつなげていけるのか」を深く考えさせられた。
そしても自分も「ガンバレ!ガンバレ!」と自らにエールを贈り続ける輪に加わろうと思った。
是非、多くの人に読んでほしい。
そして、一人ひとりの心の中に「航一郎」の心根のかけらが宿ったらどんなに素晴らしいかと思う。
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