2013/12/15

BluetoothオーディオレシーバーLBT-AVWAR700

Bluetoothオーディオレシーバー(LBT-AVWAR700)を購入。
PCやiPhone、iPad内にある音楽をHiFiオーディオ機器でワイヤレスで聴けるようになった。

レシーバー自体は写真のように非常にコンパクト。

書斎にあるアンプにレシーバーから光デジタル(又はアナログ)で接続。
あとはBluetoothでレシーバーとペアリングすると、オーディオスピーカーで鳴らすことができるようになる。
我が家では書斎のアンプから、隣のリビングの天井に吊り下げたオプションスピーカーでも鳴らすようにしてある。 iTunesで共有かけると、PC内にあるすべての楽曲をiPadやiPhoneでも聴けるようになるので、リビングでiPadなどから聴きたい曲を選択して高音質で音楽を聴ける環境が構築でき、とっても便利。
Bluetoothということで気になる音質だが、高音質コーデックのAACとaptXにも対応してるので、iPhoneやiPadでは前者を利用できるので、十分に高音質。

この機器、お薦めです。
http://www2.elecom.co.jp/avd/headphone/lbt-avwar700/

2013/09/14

LEDによる陸上競技スターティング・サポートシステム

陸上競技でのスターターのピストルと連動したLEDスタート・システム。
LEDボックスの位置は選手が見やすい位置に自分でセットしてよい。

On Your Marks→赤 Set→黄 Go→緑
 とボックス内のLEDが変化する。

これまで聴覚障害により聴力が厳しい選手は斜め前のスターターのピストルの煙を見てスタートしなければならず、少なからずスタートの遅延の原因となっていた。

このシステムの導入でそうした選手の記録アップが期待できる。
このLEDボックスの使用は強制でなく、不使用も認められている点も素晴らしい。

2013/07/21

小説「風に立つライオン」を読んで

 さだまさしの名曲「風に立つライオン」をモチーフにしながら、より深く、そして大きく、愛と生命のバトンについて語り綴られた壮大なドラマ。350ページを一日半で一気に読了した。
 ケニアに赴いた医師、島田航一郎の生き様を柱にしながら、戦火に生きる子どもたちの姿、日本やアフリカの僻地医療の現状、先の大震災の被災地での真実が描かれている。その中で「愛とは」「生きるとは」「生命のバトン」について、このドラマに描かれる人々の生き様から深く深く心に訴えかけてくる。

 人が生きることの深さについて、最後の場面では落涙しつつ読みながら、「自分はどのようにバトンをつなげていけるのか」を深く考えさせられた。
 そしても自分も「ガンバレ!ガンバレ!」と自らにエールを贈り続ける輪に加わろうと思った。

 是非、多くの人に読んでほしい。
 そして、一人ひとりの心の中に「航一郎」の心根のかけらが宿ったらどんなに素晴らしいかと思う。

Amazon 「風に立つライオン」


2013/05/20

障がいのある人たちを生きにくくさせている社会

名古屋市のあるNPO法人が、ろう重複(聴覚障がいと知的障がいなど他の障がいのある)の4人のなかまのためのケアホームをたちあげるべく、一軒の住居を借りることができた。そして先日、地域住民対象に説明会を開いた。
10軒ほどの地域住民20名があつまって、意見と叱責の嵐。
「もっと人の住居から離れたところを探してはどうか」
「窓から飛び出したりした時のマニュアルを示せ」
「奇声を上げないか」
「子どもがいるから不安だ」
「年寄りがいるから不安だ」。
「このようなことをほかでも行われているのなら、問題点やその解
決について示せるのではないか。知っている問題点をだせ」
「障害の程度はどれくらいか。本人の意思か」
「家族と一緒でも自立は可能だろう」

ろう重複障がいについて、知らないことからくる不安は理解出来る

しかし、今のこの時代に、明らかに差別発言ととれる意見を平気で
吐き
端から排斥するということが、この国の中ではまだまだあることが
残念でならない。

結局、今回のケアホーム設置は中止となってしまった。
7月の自立生活スタートを楽しみにしていた仲間たちの思いは…。


障がいのあるなかまたちを生きにくくさせている最大の要因は
彼ら自身の障がいではなく、なかまたちをとりまく社会や人間なの
ではないか。
日本国憲法 第14条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種信条性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
障害者基本法 第4条 何人も、障害者に対して、障害を理由として、差別することその他の権利利益を侵害する行為をしてはならない。