名古屋市のあるNPO法人が、ろう重複(聴覚障がいと知的障がいなど他の障がいのある)の4人のなかまのためのケアホームをたちあげるべく、一軒の住居を借りることができた。そして先日、地域住民対象に説明会を開いた。
10軒ほどの地域住民20名があつまって、意見と叱責の嵐。
「もっと人の住居から離れたところを探してはどうか」 「窓から飛び出したりした時のマニュアルを示せ」
「奇声を上げないか」
「子どもがいるから不安だ」
「年寄りがいるから不安だ」。
「このようなことをほかでも行われているのなら、問題点やその解決について示せるのではないか。知っている問題点をだせ」
「障害の程度はどれくらいか。本人の意思か」
「家族と一緒でも自立は可能だろう」
ろう重複障がいについて、知らないことからくる不安は理解出来る。
しかし、今のこの時代に、明らかに差別発言ととれる意見を平気で吐き
端から排斥するということが、この国の中ではまだまだあることが残念でならない。
結局、今回のケアホーム設置は中止となってしまった。
7月の自立生活スタートを楽しみにしていた仲間たちの思いは…。
障がいのあるなかまたちを生きにくくさせている最大の要因は
彼ら自身の障がいではなく、なかまたちをとりまく社会や人間なのではないか。
10軒ほどの地域住民20名があつまって、意見と叱責の嵐。
「もっと人の住居から離れたところを探してはどうか」 「窓から飛び出したりした時のマニュアルを示せ」
「奇声を上げないか」
「子どもがいるから不安だ」
「年寄りがいるから不安だ」。
「このようなことをほかでも行われているのなら、問題点やその解
「障害の程度はどれくらいか。本人の意思か」
「家族と一緒でも自立は可能だろう」
ろう重複障がいについて、知らないことからくる不安は理解出来る
しかし、今のこの時代に、明らかに差別発言ととれる意見を平気で
端から排斥するということが、この国の中ではまだまだあることが
結局、今回のケアホーム設置は中止となってしまった。
7月の自立生活スタートを楽しみにしていた仲間たちの思いは…。
障がいのあるなかまたちを生きにくくさせている最大の要因は
彼ら自身の障がいではなく、なかまたちをとりまく社会や人間なの